絵の運命
マフィアに盗まれていたゴッホの作品が見つかったとのニュース。その絵に魅入る。
ゴッホが見た何気ない風景。自然と、そこに住む人たち。平和な絵。
絵の運命はおもしろい。巡り巡って行きつくところに行きつく。権力者ではなく民衆の場所に戻ってきたゴッホの絵。
みんなに愛されるべき本物の作品なんだ。
そして、私の作品が2点旅立ちました。 「光の中を歩く人」は糸島の老舗旅館へ。「加布里漁港」は西区の子どものクリニックへ。どちらもたくさんの人が行き交う場所に飾られることになり、とてもうれしく思っています。
一つ一つの作品に思い入れがあり、手放すときはとても寂しいのですが、どこへ行っても絵は行くところに行くのかな・・・そう思うと手放すとき少し心が軽くなります。
人が作品を選ぶようですが、もしかしたら作品が人を選んでいるのかもしれないと思ったニュースでした。