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花を描く


花の絵を描きました。あまり気に入っていませんが・・・。とても難しいです。よく見ないと。

風景画の場合は形にはあまりとらわれないので、色だけをよく見て、あとはなんとなく想像力で筆が動く感じ。

色や温度、波の音、風の強弱、においとか肌で感じて感動する風景。花の場合はなんだかちょっと違う。

花びらや葉の形・・・私はお店にあるような綺麗なアレンジやブーケもすきですが、庭で摘んできたのを瓶やカップにちょっと挿した自然な感じが好きだったりします。でも摘まれた花たちを自然に見せるように活けるってとっても難しいと思うんです。ファッションのように、足し算や引き算などいるような気がします。そういうことをサラッとできるようになりたい!(花の絵を描けるようになるよりも!!)

本当に自然を愛する人たちからそれを学ぼうと、パリのお花屋さんや庭造りの写真集を見たりしますが、やっぱり庭にお花をたくさん育てている友人宅へ遊びに行くのがいいです。いつも素敵にお花が飾ってある!

フェルト作家の奥さんは、夏の暑い時期に終わりかけのアジサイを水のなかに入れていました。

「もうこの暑さ、お花たちがかわいそうで!」と。

絵本作家の奥さんは、台所にいつも庭の花を。

枯れても飾ってる。まるで、一緒に台所でお仕事しているみたいです。

お二人を見ていて、大切なのは、お花を愛でる気持ちだな~と思います。ちなみにどちらの奥様も絵がとても好きで、お家には絵を飾られています。

見る人を喜ばせようという気持ちも大切だけど・・・・

お花の生命そのものを大切にする心。

絵を描く心につながる気がします。

お二人がいつも私を快く迎え入れてくれるように、花を描くときは、優しい気持ちで絵を描いていきたいです。

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