光の道

お正月は箱根駅伝を応援しながらゆっくり過ごし、筆を持ったのは4日。それから昨日まで毎日毎日描いていました。

描いたのは糸島の油比の杉林。昔、50号で描いた作品を今回は10号で描くことになりました。

描き始めてすぐに新しい色を見つけて、それからは全てが新しい色に見えて、色を探していくうちに結果的に同じ構図なのに新しい絵になりました。

なんとなくですが、前に描いた絵よりも優しい色に見えます。

一生懸命目を凝らして描いたので眼も目の周りの肌も乾燥してしまって目薬をさしたり、皮膚科に駆け込んだり大変でした。(*_*;

その絵が完成したので、今日油比に行ってきました。そして杉林の中で冬の冷たい空気の中、描かせてくれた自然に感謝しました。

この景色を見たのは春でしたが、冬の油比も美しく、空気が澄んでいました。

迷ったり、悩んだりしているときも、希望や可能性を信じて前を向いてもらえるような、一歩でも進んでみようと思えるような、そんな道が描きたくて、一生懸命光を見ました。そして、一生懸命影も見ました。

新年の始まりに、この絵を描かせてもらえたことが本当にうれしかったです。

これからこの絵は都会へ行きます。

全国賃貸管理サポートセンターの休憩室に飾っていただく予定です。

これまで家やお店、旅館やレストランには飾られましたがオフィスに飾られるのは初めて！

会社員として働く方々の職場の環境づくりに役立てられて嬉しいです。また、描いた糸島の自然の空気が見る人の心に伝わりますように。そして、その場所で絵がもっともっと輝きますように(^^)