星野道夫展に行ってきました。
8月が終わろうとしています。
実は私は敏感肌で、季節の変わり目には必ずと言っていいほど身体がピリピリしてきます。
特に顔と首。紫外線に弱く、日中は外に長居するとだめみたいです。
体が温まることもダメで、お風呂は好きですが最後は必ず水を浴びるし、銭湯ではずーっと水風呂に浸かっています。
昨日は朝からピリピリ痒いので、アイスノンで冷やしていましたが皮膚の熱が引かないので皮膚科に行ってきました。薬をもらって一安心したのもつかの間、帰ってくるなり母親が
「星野道夫展に行こう~~!」
昔からNHKの大草原の小さな家、赤毛のアン、やかまし村シリーズ、ピーターラビットなどが
大好きな母親は「大自然」が好き・・・・
ということで、深々と帽子をかぶり、薬を塗って化粧もせず行ってきました。
久留米市美術館(旧石橋美術館) http://www.ishibashi-bunka.jp/kcam/
星野さんのアラスカの写真、言葉すべてがダイナミックで素晴らしかったです。
私は動物が苦手なのですが(やはり、場合によてては皮膚アレルギーがでます)好きな動物はいます。
カバやゾウ、牛、馬。←大きい動物ばっかり。
それでも動物園でしか見たことがないので、星野さんの撮った雄大な自然の中に生きる動物はまるで違って見えました。そしてそこで暮らす人たちも。
動物も、植物も、そして人も「自然」の一部のようでした。一つ一つの写真が「生きている」ことを教えてくれていました。
お土産に買ったポストカード。
心に残った言葉は
「人はいつも無意識のうちに、自分の心を通して風景を見る」
という言葉でした。
子どもの頃に見た風景が、ずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、様々な人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることがきっとある。
この言葉は私が風景を描くうえでとても強く勇気を与えてくれるものです。
帰りは美術館の周辺(公園になっています)を歩きました。(↑母親。)
園内には鯉が泳ぐ池、滝もあり涼しかったです。バラ園もありますが、大きな銀杏の木があったので秋に色づいたら綺麗だろうな~~と思いました。
福岡市美術館が改装中なので、久しぶりの美術館でした。また来たいな。
薬で痒みがおさまって、すっかり皮膚の事を忘れている私でした・・・(いかんいかん)