自然との対話
今年最初に描いた風景画は糸島市桜井から見た夕暮れの海の絵です。
今回は特に海の色をよく見て描きました。日を置いてみたりして、じっくり、ゆっくり。
そうすると、たくさんの色が見えてきて、糸島の海の色の美しさに改めて気づかされました。
いつも、空を描きたくて絵を描くのですが、空を描いた後で海に取り掛かると空の色が違う色に見えて描きなおし、結果的に同時進行で描いていました。空も海も同じ色が溶け込んでいるのです。
空の美しさが表現できるのはそこにある海を描いてこそなんだと知ることができます。そして、岩や波の色もまた同じように絵を創っているのでした。
一つの美しい風景は、自然の奇跡の「調和」なんだと感じることができた作品です。
今年もさまざまな風景で美しい調和を見つけられたら・・・
また、出会う人たちとも調和を大切に、豊かな時間を創り出せたらと思っています。